与える愛と奪う愛との違いとは?見返りがなくても満たされる方法!

今日は「愛」について考えてみます。恋愛の関係にしろ、家族の中での関係にしろ、この「見返りを求める愛」という指向性があると、人間関係はわだかまりを生むことが多いです。どうすれば、真に自分も相手も満たされる関係を構築できるのかを一緒に考えてみましょう。
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見返りを求める愛とは
人に何かを与えたとき、「感謝されたい」という気持ちが生まれることがありませんか?例えば、恋人におはようのメッセージを送ったとして、返信が来ないと「どうして?」と感じたり、家族に飯を作っても感謝されないと「もう作りたくない」と思ったりするなど。
これは、一見すると「与える」行為のように見えますが、実は「相手からの何かを求めている」ことに気づきます。このような愛は、真の意味では与えるのではなく、まるで相手からエネルギーを奪うような行為になりがちです。
見返りを求める愛が生まれる背景
このような感情が生まれるのは、「自分のコップが充満していない」ことが原因の一つとして考えられます。コップとは、心の余裕です。自分の渗み出す愛が余っていれば、人は見返りを求めることなく自然に与えられますが、コップの中身が不足していると、そこに人の存在などを上手に利用して埋めようとします。
例えば、子供に「あなたのためにこんなに頑張っているのにあなたは何もしていない」などと言いたくなってしまったり、恋人に「私のメッセージを無視するなんてひどい」と思ったりすることです。このような感情は、「私が与えたのだから当然相手も返してくれるだろう」と期待して与えているからこそ起こることなのです。
自分を充満させるためのプロセス

見返りを求めない愛を実現するには、まず自分自身を満たしましょう。以下はそのための方法です:
- 自己受容を実践する
自分の矛盾や身体的な罪悪感を受け入れ、ありのままの自分を承認することが大切です。 - 自分を満たす行動をする
好きなことや興味のあることを充分に堪能しましょう。これはあなたのコップを充たす準備になります。 - 自分を認める習慣をつける
毎日「今日は何ができたか」に目を向けることで自然に自己受容が深まります。
愛は自然に流れるもの

このように、自分を充満させた状態では、「愛を与える」という意識すら消えていきます。これは、まるでコップからこぼれ落ちるように、愛が自然に流れ、相手に渡る状態です。
まとめ
感謝されたい、見返りを求めたいという気持ちは、人間にとって自然なものですが、これに依存すると関係が複雑になることもあります。それでも、自分を充満させることで自然に愛は流れ、見返りを求めなくても満たされる関係が築けます。あなたのコップを充たす一歩を今日から始めてみませんか?