お金はかかりません!ゼロ円でできる自律神経の整え方
こんにちは。Hanaです。
みなさん、体調はいかがですか?
最近ちょっと疲れやすい、いつもぼーっとしている、なぜかいつもソワソワして焦っている、なかなか眠れない・・・。
そんな不調を抱えている人は、いないでしょうか?
それ、もしかして自律神経の乱れかもしれません。
自律神経ってよく聞くけど、そもそもそれって何なの?
自律神経とは、自分でコントロールできない神経のこと。心臓などの臓器を動かしたりする神経のことですね。
なるほど。で、それってどうやって整えるの?なんかお高いサプリでも飲むのかしら?
いいえ、お金は全く必要ありません!普段の生活の中で、簡単にできるんです。
ほんと?今すぐ知りたい!
はい、それではさっそく見ていきましょう!
朝は30分早く起きてみる
自律神経にはアクセル役である「交感神経」とブレーキ役である「副交感神経」があります。この二つは、いわばお笑いコンビのボケとツッコミのようなもの。お互いがちょうどよく機能して初めて、自律神経が整います。
しかし、年齢とともに、ブレーキ役の「副交感神経」が弱まってしまいがち。そこで色々な不調が生じるのです。
まずは、生活習慣を整えましょう。
朝は、いつもより30分早起きしてみる。
夜寝ている時は「副交感神経」が優位になっています。ですから、1日の活動に向けてアクセル役の「交感神経」を起こしていく必要があるのです。
そのためには、まず早めに起きて、朝の光をしっかりと浴び、常温の水を飲みましょう。
この「常温」の水というのがポイントです。冷たい水は胃腸への刺激となり、身体を冷やしてしまうのでNGです。人は寝ている間、コップ一杯分の汗をかくと言われています。しっかり水分補給して、渇きを癒しましょう。
入浴は寝る90分前に済ませる
入浴は、38〜40度ほどの熱すぎないお湯で、湯船に浸かる時間は15分程度がおすすめです。
その時、まずは首まで5分ほど浸かり、そのあとお腹くらいまでのお湯で10分浸かりましょう。こうすることで、副交感神経が整います。
また、入浴時間は眠る90分前までに設定するのがおすすめ。入浴してからすぐ寝ると、まだ身体が冷めきっていないため、寝つきにくいことがあります。
また、食事は眠る3時間前までに済ませるのが理想的です。寝る前にものを食べるのは、寝ている間に胃を酷使していることになり、負担がかかります。寝る時間にはすべての器官が活動を終えているようにしましょう。
腸を何よりも大切にすること
食事も大切です。まずは食物繊維と発酵食品。そう、腸を労わるのです。
腸には、なんと7割もの免疫細胞が存在しています。そして、腸内細菌は幸せホルモンと呼ばれるセロトニン・ドーパミンなどの神経伝達物質の生成にも関わっているのです。
まずは腸を労わること。これが一番大切なのです。
食物繊維といえば、りんご、ゴボウ、きのこなど。そして、ナッツにも多く含まれています。
また、発酵食品といえば、納豆、キムチ、ヨーグルト。味噌も発酵食品です。特にわかめやキノコなどの食物繊維を多く含む食品を入れたお味噌汁と玄米の取り合わせは、身体を温める効果もあり、抜群のメニューと言えるでしょう。
呼吸を整え、笑顔を心がける
呼吸が乱れると、自律神経も乱れます。
呼吸を整えることは、とても大きな意味があります。おすすめは、「1:2」の呼吸法。吸う息の長さと、吐く息の長さを1:2にするのです。
口から6秒かけて息を吐き、鼻から3秒かけて息を吸うことで、自律神経のバランスを整えることができます。
普段無意識に行っている胸式呼吸は浅く短く、交感神経を刺激して緊張感を高めたり活動的になります。一方、ゆっくりと深く吐く「腹式呼吸」は副交感神経を優位に働かせ、心身をリラックスする効果があるのです。
そして、心の乱れに気がついたら、お気に入りの音楽を聴くこと。心が落ち着く曲をいくつかピックアップしてお気に入りにストックしておきましょう。
なんか疲れたな、と思ったら、お気に入りの音楽を聴いてリラックスする。そして、その時は仏頂面ではなく、笑顔で。笑顔は顔の筋肉をほぐす効果があります。そして、笑顔になると、脳はいいことがあったのだ、と認識し、気持ちがリラックスしてきます。
疲れた時こそ、笑顔で。あなたの笑顔は、誰かの癒しになっているかもしれませんよ。
適度な運動を
そして、適度の運動も大切。といっても、ジムに通ったり、高価な道具を買う必要はありません。
1日12分程度のウォーキングでいいのです。朝少し早く家を出て、一駅前で降りて、職場まで歩いてみる。それだけでもいいのです。
ウォーキングは、すべての運動の中で一番バランスがいいと言われています。適度な刺激、適度な運動量、歩くという行為は、体全体を使いますからね。
もし、ウォーキングをする時間がない、という人は、部屋を片付けるだけでも運動になります。整理することで心もスッキリするし、一石二鳥ですね。
まとめ
自律神経を整えると、身体の色々な不調がスッキリと解消され、気分も良くなり、仕事の効率が上がります。
人間関係も好調になり、悩み事も減るでしょう。
たかが自律神経と侮るなかれ。病院に行っても解決できない「不定愁訴」と呼ばれる慢性的な不調はすべて、自律神経の乱れから来る、といっても過言ではありません。
今日お伝えした方法は、すべて基本的なことばかりです。そんなことわかっているよ、という方も多いかもしれません。でも、それを実際に実行している人は少ないのではないでしょうか。
高いサプリメントを買ったり、いろんな病院をはしごしてたくさん薬を飲むよりも、今一度基本を見直し、身近なところから自律神経を整えていきましょう!