知っていました?自己肯定感って2種類あるんです!
こんにちは。Hanaです。
最近よく聞く「自己肯定感」。
本屋さんに行っても「自己肯定感を上げよう」とか、「自己肯定感の教科書」なんて本が並んでいます。
でも、この自己肯定感って、実は2種類あるって知っていましたか?
一方はとても効果的で、どんな状況にも打ち勝つ強いメンタルを与えてくれますが、もう一方は、逆に自分の軸をふらつかせ、常に人の顔色を窺って生きるような不安定な状況にさせてしまう、ある意味危険な自己肯定感です。
どういうこと?
と思ったあなた、今日はその二つの違いについて説明しましょう。
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危険な自己肯定感
まず、危険な方の自己肯定感、それは他人からの評価や社会的身分などから与えられる肯定感、「他律的な自己肯定感」です。
人からすごいね、と言われたり、社会的な評価や役職などから得る自己肯定感ですね。
これは、常に人から与えられるものであり、しかも人によって変わる、というものでもあるので、不安定です。
常に他人基準なので、それを得るために、「本当の自分」を押し殺し、相手に合わせることを強いられます。
そして、それが得られないと、自分の存在価値が脅かされることになるので、相手に媚を売ったり、それを犯されまいと、否定や批判をしてくる人を攻撃してしまうのです。
効果的な自己肯定感
一方、効果的な自己肯定感は、自分自身の評価による「自律的な自己肯定感」です。
どんな自分であってもありのままを認め、いいところも、悪いところも全て自分という存在であると、全てを受け入れている人は、この「自律的な自己肯定感」が強いのです。
人は、いいところも悪いところもあって、マイナスと思っている部分も、実は見方を変えればプラスだったりします。
全てが完璧である必要はない。
だから、人からの批判も素直に耳を傾け、自分の価値観に照らし合わせて吟味した上で、正すべきところを正していく。
そういう建設的な生き方をすることができるのです。
自律的な自己肯定感を高めるには
では、この自律的な自己肯定感を高めていくにはどうすればいいのでしょうか。
まずは、どんな人にも、いい部分と悪い部分の両方が存在することを、しっかりと理解する。
その上で、ノートに、自分のいい部分と悪い部分を書き出してみましょう。
どんな小さなことでも構いません。
落ちているゴミは必ず拾う、とか、信号は必ず守る、とか、そんな些細なことでもOK。
そしてそれを、客観的に眺めてみてください。
大切なことは、そこにジャッジを入れないこと。真面目なところがあるな、とか、めんどくさがり屋なところがあるな、とか、
ただその事実を認めるのです。
その上で、こいつ、かわいいな、と思ってみるのです。
あなたには、いいところもあれば、ちょっぴり困ったところもあるでしょう。
でも、それはどんな人も、みんな同じ。
だからそんなところも含めて「こいつ、かわいいな」と認めてあげるのです。
そうやって、自分でダメだと思っているところを、誰よりも自分が真っ先にまるっと認めてあげることで、すごくほっとします。
そして、自分自身が「ダメなところもあるけど、かわいいやつなんですよ」と自分を紹介できるようになると、あなたはもう、誰からも好かれてしまいます。
まとめ
他のすべての人と同じように、あなたは完璧ではない。
でも、だからこそ、成長していく伸び代があるのだし、だからこそ、人と協力しあっていけるのです。
他人からの評価に惑わされるような「他律的自己肯定感」よりも、自分をまるっと認め、自分の心の声に従う「自律的自己肯定感」を身につけましょう。
そうすることで、他人の意見にただ流されるのではなく、常に自分の価値観に従って判断し、必要な部分を取り入れて改善していけるような、そんなブレない自分軸を手に入れることができます。
そんなあなたは、きっと誰からみても「可愛いやつ」と思われるはず。前向きで生き生きと人生を楽しむあなたの周りには、たくさんの人が集まってくることでしょう。