他人を批判したくなったら、意識を内側に向けてみよう!
こんにちは。Hanaです。
吃音が出てしまった時、相手に怪訝な顔をされたり、バカにされたように笑われたりすると、落ち込んでしまいますよね。
相手にバカにされたり、憐れみのような目を向けられると、誰だって悲しくなるものです。
そういう時、ついつい私たちは、目を外側に向けて、相手のことを攻撃したり、相手の批判をしてしまいがちですが、ちょっと待って。そういう時、実は私たちの思考に問題があることが多いのです。
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他人の行動は自分の思考の「映し鏡」
他人からバカにされている、憐れみの目を向けられている、と思った時、それは実は、あなた自身が、あなたのことを見下し、憐れんでいます。
他人の行動は、思考の「映し鏡」。
あなたが自分のことを「人間として下だ」と思っていたり、「可哀想だ」と思っていたら、周りの人の行動は、そのように見えてしまうのです。
例えば、向こうから知り合いがやってきたとします。あなたは、その人に向かって「こんにちは」と挨拶した。でも、その人はそのまま何も言わずに通り過ぎてしまいました。さて、こんな時、あなたならどう考えますか?
Aさん:「あの人は私のことを嫌っているに違いない。私、何か悪いことしたかな?」
Bさん:「音楽でも聞いていて、聞こえなかったのかな?それとも、何か考え事でもしていたんだろう。」
同じ行動を見ても、「自分は人から嫌われている」と思っているAさんと、そうは思っていないBさんでは、その解釈に大きな違いが出ます。
つまり、自分の思考が相手の行動の解釈に大きな影響を与えるのです。
他人を責めるより、自分の思考を見直してみる
相手の行動にモヤモヤしたら、まずは自分の思考を見直してみましょう。
自分自身が、自分のことを見下していないか、憐れんでいないか。
そして、その思考に気がついたら、「本当にそうなのか?」と見直してみるのです。
その際におすすめなのが、「自分にあるものを数えること」。自分が苦手なこと、自分にないものを探し出すとキリがありません。そうではなくて、あなたが今持っているもの、他の人より優れていると思える点を探すのです。
自分はあれができる、これができる、そうやってあるものに目を向け、数えてみると、自分は見下されるような人間でも、憐れむべき人間でもないことがわかります。
一人じゃどうしても見つからない、というのであれば、親しい友人にでも聞いてみましょう。私の良いところって、どこだろう?って。きっと、たくさん教えてくれますよ。
まとめ
あなたの思考が、あなたの世界を作っている。
そうであるならば、自分で自分のことを見下し、憐れんでいる限り、世界はいつまでもあなたのことを見下し、憐れんできます。
実際相手がそう思っているか、ではなく、あなたがどう解釈するか、があなたの見える世界なのです。
だから、あなたは自分の魅力に気づき、そこに目を向けていくことで、世界もあなたの魅力にどんどん目を向けるようになります。
他人の行動は、自分の思考の映し鏡。それを、忘れないでいましょうね。