他人の一言にカチンと来たら・・・それはきっと「〇〇」です!
こんにちは。Hanaです。
久しぶりの更新になります。よろしくお願いします。
さて今日は「他人の一言にカチンと来たとき」についてお話をしたいと思います。
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目次
その一言は、あなた自身の思い込み
皆さんは、人から言われた一言にものすごく腹を立ててしまったことや、その一言が気になって眠れない、という経験をしたことはありませんか?
人から言われた何気ない一言が、どうしてこうも気になってしまうのか。
それは、あなたがそうあってはいけない、と強く強く思い込んでいたからなのです。
そんなことを言われるなんて信じられない!
私はそんな人間ではない!
と強く反発する気持ちが、そういう感情を引き起こしたのです。
自分に無関係な批判には全く反応しない
例えば、メイクに全く気を遣わない人が「あなたってちょっとケバいよね」と言われたところで、全く気にならないでしょう。
ところが、メイクにとても興味があり、しかも「自然に美しく見せる」ことに一生懸命な人が、この一言を言われると、とてもカチンとくるのです。
またあるいは、お金に無頓着で宵越しの金は持たない、とパーっとお金を使ってしまう人が「あなたってケチだよね」と言われたところで、なんとも思いません。
でも、日々節約し、少しでもお金を貯めておきたいと頑張っている人がこの言葉を言われると、カチンときてしまうでしょう。
つまり、自分自身が「そうあってはいけない」と強く思っているから、感情が大きく動かされるのです。
思い込みと感情の板挟みで苦しむ
人は時に、自分の思い込みに縛り付けられて苦しみます。
例えば、節約はするけれども「ケチにはなりたくない」と思って人には気前よく奢っているような人が、それをいいことにどんどん奢られようとする部下を持ってしまうと、お金は無くなっていくのに「ケチになってはいけない」という矛盾に苦しめられてしまいます。
そして、そんな時に相手に指摘されると、カチンと来てしまうのです。
さて、このような時、どうすればいいのでしょう。
カチンと来たら、固定観念を見直すチャンス
でも、ここで気づいて欲しいことがあります。
それは、そのどちらも間違っていない、ということ。どちらの価値観を持っていてもいいのです。
どの価値観も、時には正しく、時には間違っています。つまり、決定的な正解はないのです。
「ケチになりたくない」と思っていても、際限なく要求している人に奢り続けていたら、それこそこちらが破産してしまいますし、「お金は使いたくない」と思っていても、それこそプライスレスな、今ここでしかできない体験はお金を払ってでもしたい、と思う時もあるでしょう。
とかく私たちは、「一貫性」を求めます。だから、自分の信条に反することはしたくない、と思って頑なにそれを守ろうとする。
でも、それは時に、自分を苦しめます。
だから、他人に何かを言われて、感情が大きく動いた時はチャンスです。「自分の考えが凝り固まっていないか」とチェックすることができるからです。
「そんな自分もいいじゃない」と言ってみる
他人に何かを言われてカチンときたら、自分の固定観念を見直してみましょう。それはダメなことだと、心の中で固く信じ込んでいないか。
でも本当に、そうなのか、と疑ってみて欲しいのです。
正解は一つだけではありません。無限にあります。人の数だけ、正解があるのです。
だから、言われた一言を頑なに拒むのではなく、「そんな私もいいじゃない」と思ってみてください。
「あなたってケチだよね」と言われたら、ケチな自分も認めてあげる。
「あなたってケバいよね」と言われたら、ケバい自分も認めてあげる。
それでいいのです。
まとめ
絶対に守らなくてはいけない、と自分を苦しめてはいけません。
他人から言われた一言にカチンときたら、相手に怒りをぶつけたり、自分を責めるのではなく、「自分の固定観念に縛られていないか」とチェックするいいチャンスだ、と捉えましょう。
そして、「そんな自分もいいじゃない」と認め、がんじがらめになっている自分を解放してあげましょうね。