オリンピック選手に学ぶ!自分の価値がわからなくなった時の対処法
こんにちは。Hanaです。
先日、パリオリンピックが閉幕しました。
終わってみれば、日本のメダルは45個。金メダルが20個、銀メダルが12個、銅メダルが13個、という素晴らしい結果です。
でも、素晴らしいのはメダルの数だけではありません。選手たちの懸命に競う姿、今までの努力の結晶に涙した人も多かったのではないでしょうか。
さて、今日は自分の欠点ばかりに目がいってしまい、「どうせ私なんて何の価値もない人間なんだ・・・」と自分の価値を見失ってしまった人へ、そんな時にどんなふうに考えればいいのかをお伝えしたいと思います。
オリンピック選手の感動的な一言から学ぶ、自分の価値の見つけ方とは?
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価値のない人間なんていない
結論から話してしまえば、価値のない人間なんてものはこの世に存在しません。
どんな人も、その人がその人でいる限り、価値があります。
その理由を3つ、次に紹介します。
あなたの価値はそんなことでなくならない
何かがうまくいかない時、大きな失敗をしてしまった時、自分なんてもう価値がない、存在している意味があるのだろうか、などと思ってしまいますよね。
でも、あなたの価値は、そんなことではなくなりません。
たとえ大きな失敗をしても、何かがうまくできなくても、あなたには他にたくさんのいいところがある。
優しい、人の痛みを理解できる、明るさがある、ユーモアがある、癒し効果がある・・・そんなあなたのたくさんのいいところを、周りのみんなは知っています。
だから、たとえうまくいかないこと、苦手なことがあっても、そんなことであなたのいいところは無くなりません。あなたの価値は、もっと他のところにあるのです。
どんな人も存在自体に価値がある
どんな人も、その存在そのものに価値があります。
こう言われても、ピンとこない人も多いかもしれません。
でも、この間、レスリング女子の須崎優衣選手が、惜しくも銅メダルだった時のインタビューでのこと。彼女は多くの報道陣を前に、こう言い切ったのです。
「五輪王者じゃないと価値がないと思っていた。でも、皆が私という一人の人間を応援してくれていたのだと知って、本当に幸せでした。」と。
まさに、これこそが存在自体の価値なのです。
何か成果をあげたから、価値があるのではない。人より優れているから、価値があるのではない。
その人がその人であることに価値があるのです。
だからこそ、皆は金メダル保持者としての須崎選手ではなく、ただ須崎優衣さんという一人の人間に対してエールを送っていたのですね。
自分で自分の価値を認めないと、他人からも認めてもらえない
自分で自分のことを「価値がない」と思っている人は、他人からもそう扱われてしまいます。
自分なんて価値がない、自分なんて取るに足らない人間だ、そう思っていたら、他人は実際そうであるかに関わらず、そのような人として扱ってしまうのです。
お金に例えるとわかりやすいでしょう。
千円札と一万円札。どちらも原価はほぼ変わりません。
でも、千円札は一千円の価値で、一万円札は一万円の価値だから、扱われ方が全然違いますよね。ただ、表面に1000円と書いてあるか、10000円と書いてあるかの違いなのに、そしてその本質的にはほぼ同じなのに、人はそこに貼られたレッテルで物事を認識するのです。
だからこそ、他人から価値を認められたいと思うなら、まずは真っ先にあなた自身が、あなたに価値を認めなくてはならないのです。
まとめ
自分には価値がない、そう思ったら、まずは自分の価値はそんなことでなくならない、ということに気づきましょう。
そして、あなたの存在価値を認めてもらえる人と時間を過ごし、自分の存在価値をしっかりと認識しましょう。
何も成し遂げなかったとしても、人より優れている面がなかったとしても、あなたはあなたでいることに価値がある。そのことを真っ先に、あなたが認めるのです。
価値のない人間なんていません。どんな人も、その人がその人でいる限り、価値があるのです。