どうしても苦手な人の対処法

苦手な人がいる！どうすれば・・・

こんにちは。Hanaです。

職場や学校、ママ友などのコミュニティの中では、どうしても合わない人、という人がいますよね。

そういう人はどう対応すべきなのでしょうか。

無視する、愚痴を言う、嫌だと態度で示す、色々と方法はありますが、どうしても角が立ってしまうもの。

ここでは、相手に何かをするのではなく、自分の考え方を変えることで、嫌な人を撃退する方法をお教えいたします。

鏡の法則

「鏡の法則」というのをご存知でしょうか？

あなたが嫌いな人の行動や言動には、自分の嫌いな部分が投影されている、という考え方です。

あなたが嫌だと思う人、それは、実は「あなたの写し鏡」なのです。
そう聞くと、びっくりする人もいるかもしれません。

でも、全く同じことではなくても、あなたは実は「本質的に同じこと」を他人にしているのです。

どうしても信じられない、という人は、なぜ相手がその行動を取るのか、を自分に置き換えて考えてみてください。

例えば、あなたに嫌がらせをしてくる人がいるとします。その人は嫌がらせという形であなたにいろんなことをしてきますが、その行動の理由は、あなたを困らせたい、あなたを弱らせたい、という気持ちです。

なぜそんな行動を取るのか。あなたなら、どんな時にそういう行動を取りたくなるでしょうか。

あの人は素敵で羨ましい、それに比べて自分は・・・。そんな、嫉妬の念があるのかもしれません。そして、あなたも誰かに、そんな思いを抱いたことがありませんか？

あなたの嫌いなあなたが見えている

そう聞くと、「まさか、相手の嫌な部分が自分にもあるなんて！」
と、受け入れ難い気持ちになるかもしれません。

でも、全ては自分が原因なんだ、と思うと、逆に対処できる気がしませんか。

なぜなら、他人は変えられないから。相手がどう考え、どう行動するかは、相手自身が決めるもの。あなたには決して変えられません。

結局変えられるのは、自分だけなのです。
自分自身に、その性質があることを素直に認め、他人にその行動をとっていたことがあるとすれば、心の中でしっかりと謝りましょう。

今、あなたが感じている不快な気持ちは、過去にあなたが他人に与えた感情なのかもしれないのですから。

しかし、そうはいっても、相手の行動がおさまらない限り、あなたはずっと嫌な気持ちをし続けることになります。

では、どうやって相手の行動をかわしたらいいのでしょうか。

「教えてくれてありがとう」と感謝する

その方法はズバリ、感謝です。

その人の行動に腹を立てるのではなく、自分の嫌な部分を現実に見せてくれてありがとう、と感謝するのです。

嫌なことをされているのに、なぜ感謝しなきゃいけないの！？

とますますイライラするかたもいらっしゃるでしょう。
でも、これは自分のためなのです。
そもそも、ストレスは万病の元。イライラして、相手を口汚く罵っても、相手は変わらないばかりでなく、自分自身にも悪影響が出てしまいます。

それならば、ここは自分のためと割り切って、自分の嫌な部分に気づかせてくれた相手に感謝しましょう。

そして、同じことを繰り返さない、と自分に誓ったあとは、相手に対して、あくまで爽やかに、距離をしっかりおきながら（ここがポイント！）友好的に接するのです。

そうすれば、相手は少しずつ変わっていきます。あるいは不思議なことに、相手から離れていきます。

その人は、神様があなたにそのことを気づかせてくれるために、人生というドラマにおいて配役したヒール（悪役）のようなものなのです。必要がなくなれば、いい人に変わったり、物理的に離れて行きます。

まとめ

いかがでしたか？

今日は、どうしても嫌いな人への対処法についてお話ししました。

どうしても嫌いな人に対しては、相手に対して反論したり、攻撃をしたりすることで撃退しようとするものですが、それは相手の行動に油を注ぐようなものです。

そうではなく、自分自身の考え方を変えることで、スマートに、そして誰一人傷つけることなく相手を変える、あるいは撃退することができるのです。

一つ上手（うわて）の方法で、苦手な人とのお付き合いも、上手にこなしていきましょう！