ここで差がついていた!成功する人としない人の決定的な違い9選
こんにちは。Hanaです。
一生懸命頑張っているのに、貧困から抜け出せない人と、トントン拍子でうまくいって、ミリオネアと呼ばれる成功者になっている人との、決定的な違いは一体どこにあるのでしょうか?
元々の資産家ならともかく、同じ環境、同じ学歴でも、成功してうまくいく人と、そうでない人がいるのです。
両者には何か決定的な違いがありそうね・・・
実は、考え方に違いがあるのです!
考え方?それってどういうこと??
今日はその違いについて、「なぜかうまくいく人のすごい無意識」(梯谷幸司 著:フォレスト出版)から、代表的なもの9つをピックアップしてお伝えします。
その違いとは、以下の9つ。(*著書では、14の違いが提示されています)
① 主体性
② 動機づけの方向性
③ 喜びの判断基準
④ 目的の焦点
⑤ 現実の責任者は誰か
⑥ 物事の捉え方
⑦ 判断するときの心理状態
⑧ 自己認識
⑨ 根本欲求
順番に見ていきましょう!
主体性の違い
何かをするときの行動状態で、人は二つのパターンに分かれます。
① 主体行動型・・・すぐに行動するパターン
② 反映分析型・・・結果や方法を調べてから行動に移すパターン
成功する人は、①のパターン。あれこれ考えて思い悩むよりも、まずは動いてみよう、というタイプです。
結果や方法を調べるのも大切ですが、そればかりに囚われていると、なかなか動くことができず、そのうちにあれやこれやと理由をつけて、行動しなくなる。それでは、ゼロのままです。
最初の一歩がうまく行こうと行かなかろうと、行動することによって経験が積み重なり、その都度アップデートされていく。
だから、まずは行動することが先決なのです。
動機づけの方向性
行動するときの動機づけにも二つのパターンがあります。
① 目的志向型・・・結果を手に入れる、思い描くものを実現化させる、というモチベーションから行動するパターン
② 問題回避型・・・問題を避ける、よくない結果を実現化させたくない、というモチベーションから行動するパターン
成功する人は、①のパターン。何かを避けるのではなく、何かを得る、という方向で動機づけをします。
何かを避ける、という消極的な目的で行動していると、その嫌なことを脳は現実化しようとします。
問題を避けるには、まずその問題を見せなくてはいけません。そして、それがなくなる、という行動に持っていく必要があるのです。それでは成功までの道筋に時間がかかってしまいます。
そうではなくて、ただ結果を見つめ、それを実現させるんだ、というモチベーションで行動すると、真っ直ぐにその方向に動き出すことができるのです。
喜びの判断基準
何に喜びを感じるか、という部分でも、以下の二つにパターン化されます。
① 他者基準・・・自分の行為がうまくいっているかどうかを判断するとき、他人からの賞賛や承認を必要とするパターン
② 自分基準・・・自分の行為がうまくいっているかどうかを判断するとき、他人からの賞賛や承認は必要とせず、自分の中の確信や自分なりのデータで判断するパターン
成功する人は、②のパターン。喜びの基準は、常に自分です。
他人の意見に追従したり、他人の賞賛や承認を求めると、本来やりたいことではない言動もしなくてはならないので、ストレスが生まれます。
自分がやりたいからやる、という自分基準の方が、スムーズに現実が進むのです。
目的の焦点の違い
行動するとき、どこに焦点を当てるか、という部分についても、二つのパターンがあります。
① 目的基準・・・行動するとき、最終目的を達成することに喜びを感じるパターン
② 体験基準・・・行動するとき、途中の体験の心地よさに喜びを感じるパターン
成功する人は、①のパターンです。
行動するときの充実感やワクワク感もモチベーションにはなりますが、ときには辛いこと、苦しいことも乗り越えなければ、目的を達成することはできません。
成功している人は、その裏で辛い経験、苦しい経験を乗り越える体験を必ずしています。その結果、得られた教訓から行動をアップデートしているからこそ、今の豊かさがあるのです。
現実の責任者は誰か
何かが起きたときの原因をどこに求めるかにも、以下の二つのパターンがあります。
① 他者原因型・・・身の回りで起きる現実は、ポジティブなこともネガティブなことも、自分以外の外にあると考えるパターン
② 自分原因型・・・身の回りで起きる現実は、ポジティブなこともネガティブなことも、自分の意識が投影されて作り出したものであると考えるパターン
成功する人は、②のパターンです。ポジティブなこともネガティブなことも自分の意識が作り出したものであると考えます。
原因は他者にあると考えているうちは、自分ではそれを変えられないことになります。そうではなく、自分の意識を変えることで、現実を変えられるのだという意識を持つことで、物事をいい方向に進めていけるようになるのです。
なるほど、成功する人はそうでない人と考え方がまるで反対なのね!もっと知りたい!!
はい、後半も両者の決定的な違いを見ていきますよ!
物事の捉え方の違い
これはよく知っている人も多いかと思いますが、物事の捉え方にも以下の二つのパターンがありますね。
① 悲観基準・・・問題が起きたとき、嫌なことが起きたと捉え、最悪のシナリオを考えるパターン
② 楽観基準・・・問題が起きたとき、好機が来た、面白いことが起きたと捉え、最良にするためのシナリオを考えるパターン
いうまでもなく、成功する人は②のパターンです。
世界恐慌、リーマンショック、コロナショックといった世界的な不景気に陥ったとき、なぜかミリオネアが増える、というデータがあります。
つまり、問題が起きても、どこかで誰かが儲かっている。ミリオネアは、問題が起きても悲観せず、儲かっているところはどこだ?と冷静に見つめて、そこに投資をして利益を増やしていくのです。
ピンチをチャンスに変えていける人こそが、成長していけるのですね。
判断するときの心理状態
判断するときの心理状態にも、以下の二つの違いがあります。
① 分離体験型・・・物事を決断するとき、理性や理論、データなどに頼るパターン
② 実体験型・・・物事を決断するとき、自分の生きる目的に基づく、自分の価値観に頼るパターン
成功する人は、②のパターンです。
自分が何かを決断するとき、理性や理論、つまり前例やエビデンスに頼るあいだは、脳が本気とみなしません。
前例やエビデンスがなくても、自分の生きる目的に基づいた、自分の価値観に頼る実体験型で決断してこそ、脳が動き出すのです。
自己認識の違い
自我をどう捉えているか、ということも大きな違いの一つです。
① 限定的自我・・・健康でない自分や物事がうまく行かない自分は、欠けている、価値がないと思い込むパターン
② 絶対的自我・・・たとえ健康でなくても、物事がうまく行かなくても、自分には存在しているだけで価値があるし、そのままでOKだと感じられるパターン
もちろん、成功する人は②のパターンです。
限定的自我で頑張ると、何かを成し遂げられない自分を否定し、苦しくてもなんとか成果を上げようと必死になって、いつかは心が壊れてしまいます。
うまくいく人は、たとえ健康でなくても、物事がうまくいってなくても、自分をダメだとは判断しません。自分はそのままで価値がある、今はたまたまうまくいっていないだけ、という絶対的自我で生きているのです。
根本欲求の違い
人が生きる根本的な欲求には、以下の二つのパターンがあります。
① 生存欲求・・・生き残りや安心・安全の確保、死を避けるといったサバイバルのために行動するパターン
② 目的欲求・・・生きる目的を実現するため、本当の自分を生きるためといった自己実現のために行動するパターン
成功する人は②の欲求で行動しています。
アウシュビッツ収容所から帰還した数少ないユダヤ人で、著名な心理学者であるビクトール・フランクルが、戦後「なぜ我々が生き残れたのか」という研究をしたところ、その答えは「最後まで自分の目的を忘れなかったから」だったそうです。
生き残った人たちは、「私は戦争が終わったら、また美味しいパンを焼いて皆を喜ばせたい。だからこんなところにいる暇はないんだ。」と思っていたパン屋や、「戦争が終わったら、美しい音楽で皆を癒すんだ。だからこんなところにいる場合ではない。」と考えていたピアニストといった、生きる目的を忘れなかった人たちでした。
生きて帰りたい、という願いは、皆同じだったはず。それでも生き残れた人たちとそうでなかった人たちとの間には、このような生きる目的の有無に違いがあったのです。
まとめ
いかがでしたか?
成功する人としない人の考え方の違いは、こんなにありました。
思い当たる節がある人も、いたのではないでしょうか。
いくら頑張っても成功できない・・・という人は、上記の考え方を見習って、思考の方向性を変えることで、どんどん成功に近づいていくことでしょう。
今日が一番若い日です。今この瞬間から始めましょう!