「変わらなきゃ」に要注意!そのままのあなたで生きてみよう
こんにちは。Hanaです。
なんか人生、うまくいかない。このままではいけない、変わらなくては!
そう思っている人、いませんか?
本屋に行けば自己啓発本が並び、お節介なことを毎日つぶやいてくるSNS、上司からの指摘、友人からのアドバイス、様々な意見にさらされて、私たちは常に「こんな自分じゃいけない」と思ってしまいがちです。
でも、どうやったって、人からの批判は受けるもの。むやみやたらに「変わらなきゃ」と思って焦り、さまざまな意見に振り回されているうちに、もうどうすればいいのかわからなくなってしまいます。
今日は、そんな人生迷子の皆さんに「そのままの自分で生きてみる」ことの大切さをお伝えしたいと思います。
本当は危険な「変わりたい」意識
「変わりたい」と強く思うことは、同時に今の自分を強く否定していることになります。
今の自分はダメだ、このままではいけない、と自分を強く否定されると、自己肯定感が下がり、どんどん気持ちが塞いでしまいます。
それがひどくなると、ストレスや抑うつ状態を引き起こしてしまうのです。
まずは自分を労って
「変わりたい」と思ったら、自分を強く否定している合図。
そんな時こそ、まずは自分を労ってあげましょう。
ゆっくりお風呂に入って、美味しいものを食べて、あなたの大切な人にするように、あなた自身に優しくしてあげるのです。
あなたは、あなたのままで価値がある。そのことを、決して忘れてはいけません。
それでも他人の目が気になる・・・
自分を甘やかすと、人に迷惑をかけてしまうのではないか・・・
好き勝手に生きていると、陰で誰かに何かを言われるような気がする・・・
「そんなことでいいの?」「もっと〜しなくちゃ」と他人に言われた一言が気になる・・・
そんな人も、多いと思います。
でも、あなたは他人のために生きているわけではありません。
好きに生きることは、すべての人に与えられた権利です。他人の勝手な期待に応える必要などないのです。
あれこれ言ってくる他人が、あなたの人生の責任をとってくれるのでしょうか?
もちろん、他人に迷惑をかけることは御法度です。でも、誰かに危害を与えるのではないかぎり、あなたは好きに生きていいのです。
あなたの人生の責任を取れるのは、あなただけなのです。
逃げることは弱さではない
理不尽な上司、弱音を吐けない環境、いじめや虐待など、人をピンチに陥れる状況にぶち当たった時、あなたはどうしますか?
ここで逃げてはいけない、ここを乗り越えてこそ、人は強くなれるのだ。
そんなことを思って、じっと耐えてはいませんか?
自分が悪いからだ、もっと変わらなければ、などと自分を責めてはいませんか?
忍耐強いことが美徳とされる日本では、逃げるのは卑怯者のすること、という文化が根強く残っています。
でも、心が壊れてしまう前に、限界を感じたらすぐに逃げましょう。
逃げることは卑怯なことではありません。逃げないことは、自分の人生から逃げていることになります。理不尽なものからはさっさと逃げて、自分の人生からは決して逃げてはいけません。
まとめ
変わりたい、という強い気持ちは、「今の自分ではダメだ」と強く否定することになり、自分を苦しめてしまいます。
変わりたいと思ったら、まずは自分をしっかりと労り、ありのままの自分を認め、他人の目を気にしないで、理不尽なものからは全力で逃げましょう。
そして、「今の自分も好きだけど、こんな自分も面白いかも」と思える日が来たら、できるところから行動を変えてみたらいいのです。
「どうしても変わらなきゃ」ではなく、「変わっても、変わらなくてもいいけれど、変わったら面白いな」くらいの気持ちでいると、不思議とあなたは変わっていきます。
あなたはあなたのままで価値がある。どうぞそのことを忘れないで。